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2014年4月28日

先天欠如といって歯が生まれつき足りないことがあります。

下顎前歯や下顎小臼歯、上顎側切歯などに先天欠如が多いことが知られています。

例えば、下顎の歯が足りない場合に、歯の本数や歯並びの形を合わせるために、上顎の歯を減らして矯正治療を行うことがあります。

ここで、よく私が直面する問題があります。

生まれつき歯が足りない患者さんは、そうでない方より、歯を抜歯して減らすことに抵抗が強い場合が多いのです。

元々歯の本数が少ない方は、その事実を知ってから、「ただでさえ少ないのだから歯を大切に残さなければ」という意識があるのでしょう。

ここは考え方の転換をして欲しいところです。

一般的に歯並びのガタガタが著しい場合は、上下2本ずつ、計4本の抜歯をして矯正治療を行うことが最も多いです。

つまり、下顎の歯が生まれつき2本足りなくて、それに合わせて上顎を2本抜歯したのであれば、多くの矯正治療の結果と同じなのです。

もともと抜歯をせざるを得ないような顎の大きさだったとしたら、抜歯の本数がむしろ2本で済んだと言えることもあります。

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2014年4月27日

親の歯並びが悪くて、子供の歯並びも悪い場合に、親が「私のせいで」と責任を感じていることがあります。

当たり前ですが、その親は全く悪く有りません。責任を感じる必要は無いでしょう。

何世代も経て顎が小さくなっていったのであって、一世代でどうにかなる問題ではないからです。

では、「子供がひどく虫歯だらけになっている」場合はどうでしょう。

これは親の責任と言えます。歯磨きをきちんとさせなかった、仕上げ磨きを怠った、食生活に問題が有った、歯科医院へ通院させなかった、などが原因でしょう。

次に、「子供の受け口が放置されている」場合はどうでしょうか。

これも良くないことです。受け口になったことに親の責任はありませんが、早期の治療が望ましい受け口の子供には、親が矯正専門医の診察を受けさせるべきでしょう。

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鈴木剛史

横浜フォルテ矯正歯科
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横浜フォルテ矯正歯科
院長 鈴木剛史

【経歴】
私立神奈川大学附属高等学校卒業
東京医科歯科大学歯学部歯学科卒業
東京医科歯科大学大学院顎顔面矯正学分野専攻課程修了

【大学卒業年】
2005年

【所属学会】
日本矯正歯科学会 認定医
東京矯正歯科学会
WFO(World Federation of Orthodontists)世界矯正歯科医連盟
日本顎変形症学会
日本口蓋裂学会
バイオオルソ研究会(東京医科歯科大学矯正歯科OBによる矯正歯科治療の勉強会)
インビザライン認定ドクター
インコグニート認定ドクター