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2015年2月 3日

「今日はここの虫歯の治療をしました。次回は別の虫歯の治療をしましょうね。」

歯医者の治療は一回が短く、まとめて全部治して欲しいという不満はよく耳にします。

しかしながら、歯科医院にもそれができない理由がいくつかあります。

まず、

○保険診療にはルールがあり、一度にまとめて治療するようなルールにはなっていない。

という点。まとめた治療ばかりしていると、一人一人の保険点数が他院より高くなり、指導の対象になってしまうのです。これは保険外の自費診療であれば関係の無い話です。

○例えば、虫歯の治療の場合、同時に治療すると後で痛みが出たときに、どの歯の治療が原因か分からなくなる。

深い虫歯の治療などの場合に、治療後に痛みが生じることもあります。その時に治した歯が1本であれば、痛くなったのはその歯と推測できますが、何本も同時に治療していると、どの歯が痛みの原因なのか判別しにくくなることがあります。患者さんのこの歯が痛い!という感覚は外れていることが頻繁にあるのです。

○予約がキャンセルになった際に、大きく空きが出てしまう。

歯科医院のアポイントは平均30分くらいで取ってあります。これをまとめて治療するために2時間とってあったとして、当日キャンセルになってしまうと、2時間まるまる空きになってしまいます。一般的に歯科医院にはキャンセル料金というものが無いので、その時間の人件費や家賃は無駄になってしまうのですね。歯科医院も赤字続きでは潰れてしまいますので、長いアポイントを取るということはリスクになるのです。

○長く口を開けていることにより疲れてしまう

長く口を開け続けているのは疲れますし、顎関節が痛くなる方もいます。


このように、歯医者が治療をまとめてできないのにも理由が有るのですね。

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鈴木剛史

横浜フォルテ矯正歯科
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横浜フォルテ矯正歯科
院長 鈴木剛史

【経歴】
私立神奈川大学附属高等学校卒業
東京医科歯科大学歯学部歯学科卒業
東京医科歯科大学大学院顎顔面矯正学分野専攻課程修了

【大学卒業年】
2005年

【所属学会】
日本矯正歯科学会 認定医
東京矯正歯科学会
WFO(World Federation of Orthodontists)世界矯正歯科医連盟
日本顎変形症学会
日本口蓋裂学会
バイオオルソ研究会(東京医科歯科大学矯正歯科OBによる矯正歯科治療の勉強会)
インビザライン認定ドクター
インコグニート認定ドクター