横浜駅西口 徒歩4分 「横浜フォルテ矯正歯科」院長ブログ

2014年12月 7日 - 2014年12月13日

できるだけ状態の悪い歯を抜いた方が良い

2014年12月11日|19:13

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歯並びのデコボコが重度な症例や、出っ歯の前歯を引っ込める量が多い症例の矯正治療では、スペースの獲得のために抜歯が必要になることがあります。

歯列矯正のための抜歯は、ほとんどの場合が小臼歯を選択します。

小臼歯は上下左右に2本ずつ有り、前から数えて4番目の歯が第一小臼歯、5番目の歯が第二小臼歯です。

例えば、第一小臼歯を抜歯すると矯正治療のためには最も有利なのだけれど、第二小臼歯の方が状態が悪いという場合が有ります。

状態が悪いというのは、失活している(神経や血管を取っている)、膿みが溜まっている、深い虫歯がある、歯根が短い、歯根が割れている、銀歯である、などです。

程度にもよるのですが、そういった場合は状態が悪い方の歯を抜歯した方が良いでしょう。そのための抜歯部位の変更により、矯正治療の期間が延びてしまうことが多いですが、それでも長い目で見るとメリットが大きいと言えます。

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