横浜駅西口 徒歩4分 「横浜フォルテ矯正歯科」院長ブログ

矯正歯科/歯並び/かみ合わせ

非抜歯矯正による失敗について

2015年12月17日|22:29

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本来は抜歯によって歯の配列スペースを作った上で、矯正治療を行うべき症例に無理な非抜歯矯正を行った場合には様々なリスクが生じます。

よくある失敗談として、

・口元が突出してしまう(猿っぽい、ゴリラっぽいと表現される患者さんがいます)
・口唇が閉まらなくなる(口唇閉鎖不全)
・口呼吸になってしまう

が挙げられます。これは明らかにスペースが無い歯を無理に並べることにより、前歯が前方へ傾斜してしまった結果です。

口元の突出は審美的にマイナスと考えられますし、安静時に口が開いてしまうのは審美面、健康面双方のデメリットとなります。

他にも無理に非抜歯で歯並びを広げて並べることにより、

・外側の歯ぐき(歯肉)が薄くなり、歯ぐきがさがってしまう(歯肉退縮)。

というリスクが高くなります。適切な抜歯を行っても歯の移動で歯ぐきが痩せてしまうことはあるので、非抜歯矯正だけのリスクとは言えませんが、治療計画に無理があるほど、歯肉退縮のリスクがより高いでしょう。

もちろん非抜歯矯正全てを否定しているわけでは全くありません。

私達も抜歯せずに済むならもちろん抜歯はしたくはありません。検査資料の分析の結果、非抜歯を選択することは多々有ります。

抜歯はしないで歯を並べられたけど口元が出っ張った、口が閉まらなくなった、という結果が予測されるのなら抜歯をして綺麗に並べた方が良いと考えているのです。


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生まれつき歯が足りない部分を歯列矯正で詰める

2015年4月22日|01:31

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こんにちは、神奈川県横浜市の歯列矯正専門医院、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

生まれつき歯が足りない子供が増えているということは、何度かこのブログでお伝えしてきました。

永久歯が先天的に欠損している場合、乳歯がなかなか抜けずに残ることになります。

このレントゲン写真のような状態です。

歯が足りない07c.jpg

乳歯は長く保つことも有りますが、多くの場合は加齢により抜けてしまいます。

抜けてしまうと歯を補う治療(インプラントやブリッジや入れ歯)が必要になりますが、歯を補わずに、歯列矯正で歯を移動して隙間を閉じるという方法が可能なことも有ります。

また、将来的に乳歯が抜けてしまうことを見越して子供のうちに抜歯してしまい、矯正治療で隙間を閉じてしまうことも有ります。これが出来れば将来的な憂いが無くなります。

先ほどの例の子供はまさにその矯正治療(乳歯を抜歯して隙間を閉じる)を行いました。
治療後のレントゲン写真がこちらです。

歯が足りない06b.jpg

乳歯が無くなり、綺麗に隙間が閉じている様子が分かります。

歯列矯正終了後のお口の中を見てみると、

歯が足りない04.jpg

このように片側だけ歯が1本少ないですが、矯正治療で片側だけ抜歯を行うことはあるので、これは問題有りません。理想的な歯並びになっています。

歯が足りない01.jpg

正面から見ると、歯が足りないことは全くわかりません。とても審美的な歯並びになりました。片側だけ抜歯する矯正治療は難易度が高いのですが、上下の正中もピッタリ一致して、理想的な仕上がりです。

歯が足りない8.jpg

乳歯が残ってしまうという将来的な憂いが取り除かれたという意味で、有意義な矯正治療だったと思います。

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⇒ブログ記事 生まれつき歯が足りない確率

⇒ブログ記事 生まれつき永久歯(大人の歯)が足りない子供が増えているので


⇒横浜フォルテ矯正歯科 子供の歯列矯正ガイド(小児矯正ガイド)はこちらです
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日本矯正歯科学会(@幕張メッセ)に参加してきました

2014年10月25日|15:34

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横浜の歯列矯正専門医院、横浜フォルテ矯正歯科の鈴木です。

先週の10月21・22日に幕張メッセで開催された日本矯正歯科学会へ参加してきました。

日本矯正歯科学会では毎年、日韓ジョイントミーティングといって、日本と韓国のドクターがその年のテーマに基づいて交互に講演を行う会議があります。今年のテーマ(Treatment for patients with vertical problems)は興味深く、今回の学会で最も楽しみにしていた内容でした。

矯正歯科の世界では、日本と韓国は明らかに先進国と言えます。

日本と韓国のドクターはお互いの学会で発表を行うなどして、友好関係を築いています。

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今年も東京矯正歯科学会に参加してきました

2014年7月10日|22:40

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神奈川県横浜市の歯列矯正専門医院、横浜フォルテ矯正歯科の鈴木です。

今年もまた、東京矯正歯科学会に参加してきました。例年と同じく、有楽町マリオンでの開催でした。

初夏の有楽町で、着慣れないスーツに流れる汗を拭いながら、サマージャンボ宝くじに並ぶ人々の横を通り過ぎるというのが、東京矯正歯科学会の定番です。

私の中では、夏の本格化を感じる風物詩的な学会なのですが、どうも来年は、会場が取れず、新宿で開催されるようです。

毎年変わらないなと感じる有楽町の雰囲気が好きなので、また再来年にマリオンで開催されたらいいなと思っています。

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大学OBによる歯列矯正の勉強会

2014年7月 7日|22:01

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神奈川県横浜市の歯列矯正専門医院、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

今日は夕方から、大学OBによる歯列矯正の勉強会に参加してきました。

順番に発表をしているのですが、次回の秋の例会が発表当番になっているため、そろそろ準備を始めなくてはと思っています。

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歯がなくなった時の選択肢、補綴治療(差し歯)、インプラントと矯正治療

2014年6月19日|15:25

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横浜の歯列矯正専門医院、横浜フォルテ矯正歯科の鈴木です。

虫歯などで歯を失ってしまった時は、放置すると歯並びや噛み合わせが崩れる原因となるため、抜けた歯のスペースを閉じなくてはいけません。


補綴治療(差し歯)で閉じる場合、インプラントかブリッジというのが代表的な選択肢となります。


インプラントとは人工の歯根を骨に埋めるもので、歯根部分が有るため、噛む力をしっかりと負担し、周りの歯への負担をかけずに済みます。
implant01.jpgインプラント

最近はテレビでインプラントに関わる事故などが報道されたりもして、インプラントを避ける患者さんも多いようなのですが、インプラントを埋入するための条件(歯槽骨の量、かみ合わせ、設備の整った施設など)が揃っていれば、治療の予後は比較的良いことが報告されています。


次に考えられるのがブリッジです。インプラント埋入のような外科手術を伴いません。ただし、両隣の歯をかなり削らないといけないという大きなデメリットがあります。
bridge1.jpg歯が無くなってしまったイメージ
bridge2.jpg両隣の歯を削って
bridge3.jpg橋渡しにして歯を補うのがブリッジです


これらは歯を補う治療ですが、インプラントもブリッジも入れずに、矯正治療で自分の歯を動かして歯を失ったスペースを閉じることができる場合も有ります。

もともと歯並びが気になっていた方などは特に、矯正治療を始めるには良い機会かも知れませんので、まずは矯正専門医への相談をお勧めします。

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下顎の歯が足りない場合の歯列矯正治療

2014年4月28日|20:11

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先天欠如といって歯が生まれつき足りないことがあります。

下顎前歯や下顎小臼歯、上顎側切歯などに先天欠如が多いことが知られています。

例えば、下顎の歯が足りない場合に、歯の本数や歯並びの形を合わせるために、上顎の歯を減らして矯正治療を行うことがあります。

ここで、よく私が直面する問題があります。

生まれつき歯が足りない患者さんは、そうでない方より、歯を抜歯して減らすことに抵抗が強い場合が多いのです。

元々歯の本数が少ない方は、その事実を知ってから、「ただでさえ少ないのだから歯を大切に残さなければ」という意識があるのでしょう。

ここは考え方の転換をして欲しいところです。

一般的に歯並びのガタガタが著しい場合は、上下2本ずつ、計4本の抜歯をして矯正治療を行うことが最も多いです。

つまり、下顎の歯が生まれつき2本足りなくて、それに合わせて上顎を2本抜歯したのであれば、多くの矯正治療の結果と同じなのです。

もともと抜歯をせざるを得ないような顎の大きさだったとしたら、抜歯の本数がむしろ2本で済んだと言えることもあります。

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噛み合わせの力と歯が動くスピード

2014年1月23日|15:43

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神奈川県横浜市の歯列矯正専門医院、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

噛み合わせの力と、歯列矯正での歯の移動速度には相関があると考えられています。

噛み合わせの力が強い人は、歯列矯正での歯が動くスピードが遅いことが知られています。

逆に噛み合わせの力が弱い場合は、歯が動くスピードが速いと言われています。

経験上もこれは間違いありません。

矯正歯科医はこれを踏まえて、それぞれの患者さんに合わせて最適な矯正力をかけるように努めています。

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歯列矯正の流派?

2013年12月19日|16:00

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神奈川県横浜市の歯列矯正専門医院、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

歯列矯正には何々流といった流派こそありませんが、所属していた大学病院や師事したドクターによって治療法が似ている傾向が有ります。

例えば、ワイヤーの結紮の仕方ひとつでも、出身大学によって違っています。

出身の東京医科歯科大学の矯正歯科外来では、通称ツイスターと呼ばれるインスツルメントが用いられていましたが、他の大学ではタイイングプライヤーや、ホウプライヤーなどが用いられていたりします。

どれが良いというわけではありませんが、使い慣れていない器具での結紮は難しく、時間がかかります。

また、東京医科歯科大学の矯正歯科外来ではお馴染みの、形状記憶合金のワイヤーを屈曲する、ヒートベンダーという便利な機械ですが、他大学の先生だと使ったことが無いという場合もあります。

逆に他大学にしかない便利な機器もきっと有るのだと思います。

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保定(リテーナー)の大切さについて

2013年9月30日|20:09

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こんにちは、神奈川県横浜市の歯列矯正専門医院、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

歯列矯正を終えて、きれいな歯並びになった後の、とても大切なステージが保定です。

矯正治療を終えたばかりの歯は、歯のまわりの骨がしっかり固まっていないため、元あった位置に後戻りしようとします。

それを防ぐためにとても大切なのが、保定(リテンション)で、リテーナーという装置を使用します。

取り外しができるマウスピースタイプと、歯の裏側に細いワイヤーを接着するフィックスタイプがあります。

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