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2013年2月 9日

こんにちは、横浜市西区の歯列矯正専門医院、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

固定式の歯列の拡大装置(歯並びの幅を広げる装置)にクワドヘリックスバイヘリックスが有ります。

これについてある歯科衛生士さんが、上顎に装着するものをクワドヘリックス、下顎に装着するものをバイヘリックスであると勘違いしていました。

確かにクワドヘリックスは上顎に装着することが多いのですが、そういう定義ではありません。

ヘリカルループというワイヤーのくるくるが4つ有るものをクワドヘリックス(Quad-helix)

2つ有るものをバイヘリックス(Bi-helix)

と言います。Quadという接頭語はラテン語で"4"を表します。ピザのクアトロですね。

Biという接頭語はラテン語で"2"を表します。バイリンガルのバイですね。

ループを入れることによりワイヤーが長くなるので、弱い力を持続的にかけられるようになります。クワドの方がバイよりその効果が大きいわけです。

ところが下顎には舌があるため、かさばってしまうクワドヘリックスは通常下顎には装着しません。

そういうわけで、上顎にはクワドヘリックス、下顎にはバイヘリックスが装着されることが多いのです。

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鈴木剛史

横浜フォルテ矯正歯科
〒221-0835
神奈川県横浜市神奈川区
鶴屋町2-24-1
谷川ビルディング
ANNEX館 4F

横浜駅西口4分

横浜フォルテ矯正歯科
院長 鈴木剛史

【経歴】
私立神奈川大学附属高等学校卒業
東京医科歯科大学歯学部歯学科卒業
東京医科歯科大学大学院顎顔面矯正学分野専攻課程修了

【大学卒業年】
2005年

【所属学会】
日本矯正歯科学会 認定医
東京矯正歯科学会
WFO(World Federation of Orthodontists)世界矯正歯科医連盟
日本顎変形症学会
日本口蓋裂学会
バイオオルソ研究会(東京医科歯科大学矯正歯科OBによる矯正歯科治療の勉強会)
インビザライン認定ドクター
インコグニート認定ドクター