«  2013年11月23日  » 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
2013年11月23日

神奈川県横浜市の歯列矯正専門医院、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

何もしていない時(安静時)は通常、上下の歯は接触していません。

安静空隙という隙間が、歯と歯の間に存在しているのです。

ところが、安静時に上下の歯が接触している人がたまにいます。

これはTCH(Tooth Contacting Habit)と呼ばれるもので、最近、東京医科歯科大学顎関節治療部の研究などにより、顎関節症との関わりが指摘されています。

先日の東京矯正歯科学会でも触れられていましたが、

一般企業での調査によると、TCHの保有率は21%で、東京医科歯科大学顎関節治療部を受診された患者さんのTCHの保有率は77%だそうです。

そして顎関節の関節雑音(口を開閉する時に音がなること)が有る患者さんのうち、TCHが有る人は無い人の2倍、

開口障害を生じた患者さんのうち、TCHが有る人は無い人の8倍

もいたそうです。

では顎関節症の原因となるTCHをどうやってなくすかとなると、癖ですから、自分でやめることになります。

具体的な方法としては、家の中の目にとまるところに貼り紙をして、それを見る度に脱力して歯を離すという方法が推奨されているそうです。

子供~大人まで 歯並びとかみ合わせのことなら 横浜駅西口徒歩3分 神奈川・横浜の歯列矯正専門医院 横浜フォルテ矯正歯科のトップページへ

« 2013年11月22日 | メイン | 2013年11月24日 »

Powered by
本サイトにて表現されるものすべての著作権は、当クリニックが保有もしくは管理しております。本サイトに接続した方は、著作権法で定める非営利目的で使用する場合に限り、当クリニックの著作権表示を付すことを条件に、これを複製することができます。
鈴木剛史

横浜フォルテ矯正歯科
〒221-0835
神奈川県横浜市神奈川区
鶴屋町2-24-1
谷川ビルディング
ANNEX館 4F

横浜駅西口4分

横浜フォルテ矯正歯科
院長 鈴木剛史

【経歴】
私立神奈川大学附属高等学校卒業
東京医科歯科大学歯学部歯学科卒業
東京医科歯科大学大学院顎顔面矯正学分野専攻課程修了

【大学卒業年】
2005年

【所属学会】
日本矯正歯科学会 認定医
東京矯正歯科学会
WFO(World Federation of Orthodontists)世界矯正歯科医連盟
日本顎変形症学会
日本口蓋裂学会
バイオオルソ研究会(東京医科歯科大学矯正歯科OBによる矯正歯科治療の勉強会)
インビザライン認定ドクター
インコグニート認定ドクター