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2011年8月31日

こんにちは、横浜市西区、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

インビザライン(見えない矯正)のアライン・テクノロジー・ジャパン社が、日本全国の20代から40代の男女300人を対象にして、3月に実施したアンケート調査によると、

「歯並びによって笑顔の印象が左右されると思う」と回答した男女が全体の89.3%に上ったそうです。

他にも「歯並びがよいと自信にもつながってくると感じる」との回答者は65.0%、「歯並びがよいかどうかは身体全体の健康にも影響を及ぼしてくると思う」との回答者は69.7%とのこと。

生活において心理面・健康面ともに歯並びの重要性が認識されていることが伺えますが、それでも矯正歯科において、日本は先進国のなかで最も歯並びへの意識が低いと言われています。

海外留学経験者100名に対して日本と海外の歯並びへの意識の差についてアンケートをとった結果、「海外では日本よりも歯並びに対する意識が高いと思う」71.0%、「日本人はもっと歯並びに関心を持つべきだと思う」66.0%となったそうです。

グローバルで活躍される人が増えている時代ですから、歯並びの重要性は言わずもがな。矯正歯科医としてベストの治療を提供することで、少しでも日本の力になれればと思います。


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2011年8月30日

こんにちは、横浜市西区、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

前回は矯正装置の楽器への演奏についてお話ししたので、今回は体育会系へということでスポーツへの影響についてお話しします。

矯正装置は殆どのスポーツに影響がありません。

野球の松坂投手や、サッカーの森本選手、卓球の四元選手など有名なスポーツ選手が矯正歯科治療をしていたことからも明らかでしょう。

影響があるとすれば、格闘技やラグビーなどコンタクトの激しいものだけです。

しかしそれも矯正用のマウスピースを作成することによって問題がなくなります。

極真カラテモデルの矯正用マウスピースがあるくらいなので、今の世の中ではどんな人でも矯正歯科治療が受けれるようになっています。


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こんにちは、横浜市神奈川区、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

矯正相談で良く質問があるのが、装置をつけても楽器が吹けるのかという質問です。

結論から言うと、矯正装置をつけても吹けることは吹けるようです。

ただし、矯正装置の種類と楽器の種類とによってその影響は様々です。

まず、矯正装置の種類ですが、

1)ブラケットによる唇側矯正
最もポピュラーの矯正装置ですが、楽器の演奏への影響は最も大きいです。
吹けないことはないのですが、痛みがあるので我慢が必要です。
ブラケットが当たっても唇が痛くならないようにするプロテクターもあります。ただし、歯並びが著しくガタガタの間は装着ができません。
ある程度歯が並んでくるとプロテクターを使用することができます。

2)ブラケットによる舌側矯正(裏側矯正)
唇側には装置がついていないため、楽器への影響は少ないです。
ただし、舌への影響が有るため、人によっては少し演奏しづらいと感じるようです。
料金が高額になるというデメリットもあります。

3)マウスピース矯正(インビザライン、アソアライナー等)
演奏中は外せるため、影響は全く有りません。
ただし、ブラケットに比べると歯の移動のコントロール能力で劣るので、矯正歯科治療の適応症例が限られます。

そして唇側矯正をした時の各楽器の演奏への影響ですが、最も影響が出るのが、ホルンやトランペット等の管楽器です。

実際に演奏をしている人に言わせると、演奏にそれほど影響は無いが、とにかく痛いとのことです。

やはりできれば舌側矯正(裏側矯正)を選択した方が良いでしょう。

以下、木管楽器、フルートの順で影響は小さくなります。

とは言え、矯正装置はどんな人にとっても最初は慣れないものです。

舌側矯正(裏側矯正)を選択したところで、慣れるまでは演奏しづらく感じるのは当然のことなので、大事な演奏を控えている時には矯正歯科治療の開始は避けたほうが無難です。

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こんにちは、横浜市西区、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

今回は歯の喪失を防ぐという観点での矯正歯科治療の重要性についてお話しします。

歯の喪失には三大原因と言われるものがあり、

1位が歯周病(42%)、2位が虫歯(32%)、3位が破折(11%)です。

歯周病と虫歯は菌が原因ですから、歯垢(プラーク)を残さないようしっかり歯磨きをすることで予防することができます。

ですが、破折に関しては、かみ合わせの悪さによる過度の負担が原因ですから、どんなに上手に歯磨きをしていても起こり得ます。

磨きやすい歯並びと、バランスの良いかみ合わせを得るという意味で、矯正歯科治療は歯の喪失の三大原因の全ての予防になります。

長い目で見ると、矯正歯科治療で得られる利益はとても大きいのです。


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こんにちは、横浜駅西口近く、横浜フォルテ矯正歯科の鈴木です。

最近、とても依頼が多いのがブライダルに合わせた矯正治療です。大切な記念日、主役として美しい歯並びで舞台へというお気持ちは当然です。

最近は男性でも結婚式を意識して矯正治療をはじめる方もいますので、女性であればなおのことでしょう。

ただ矯正歯科治療は、少々時間が必要です。一般的に1年半~2年は欲しいところです。

余裕を持って始められるのが一番ですが、急に挙式が決まったりして間に合わないこともあります。

そこで私は唇側矯正をされている患者さんが治療中に挙式を迎えた場合、無料で装置を一旦撤去しています。すき間がある状態であれば、仮歯をつけてすき間がわからないようにします。

表側で矯正歯科治療をすることは今では全く恥ずかしいことではありませんが、流石に結婚式となれば話は別です。

担当医としても装置を外した美しい歯並びで式を迎えて欲しい気持ちでいっぱいです。

式の様子を写真で見せてもらった時には、美しい歯並びの花嫁姿に感激するとともに、自分の仕事の達成感もあり二度満足です笑


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2011年8月29日

神奈川県横浜市西区、横浜フォルテ矯正歯科の鈴木です。あごの退化によって現代人の歯並びとかみ合わせが悪くなっていることについては前回お話ししました。

今回は歯の退化に着目してお話しします。

歯の大きさが段々と小さくなっていることは化石からすでに判明しています。

そして大きさだけでなく、歯の数自体も減っているのです。

原始人の化石を見ると、親知らずまで綺麗に並んでいますが、現代人では1~4本の親知らずが無い人が4割近くいます。

現代では親知らずまで綺麗に並ぶ人など殆どおらず、親知らずがそもそも無いか、有っても真横に埋まってしまったり、頭だけ半分出てきて何の役にも立たないのにただ汚れのたまる原因になったりとロクなことがありません。

汚れや痛み、歯並びに悪影響をおよぼす親知らずは抜歯する必要があります。

抜歯せざるを得ないようなら生まれつき無い方が幸運ですね。

親知らずが無いのなら良いのですが、以前お話したように親知らずでない永久歯が生まれつき足りないこともあります。矯正歯科医をしていると頻繁に目にします。

これも退化の結果ですが、こちらは対照的にアンラッキーです。

子孫のことを考えると、しっかり噛んで、あごを十分に使うことが大切ですね。

⇒ブログ記事 生まれつき歯が足りない部分を歯列矯正で詰めた治療例

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こんにちは、横浜市神奈川区、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

今回はそもそもなぜこんなに歯並びが悪い人が増えているのかについてお話します。

現代では、歯並び、かみ合わせの不正は多くの人に認められます。

では、いつからこんなに歯並び、かみ合わせの不正が多くなったのでしょう?

調査で分かっているのは、現在の歯並びの不正の発生率はわずか数百年で数倍も高くなっているということです。

現代文明の影響をほとんど受けずに残っている集団、例えば、オーストラリアの先住民や南太平洋の島民には歯の叢生(ガタガタ)はほとんど見られません。

現代社会では食べ物が軟らかく調理されているものが多いため、あごが退化していったのですね。

原始人の化石と現代人を比較すると、あごも歯も共に退化して小さくなっています。

ただ、その退化のスピードでは歯よりもあごが速く、歯も小さくなってはいるものの、あごはもっと速いスピードで小さくなっているのです。

結果としてあごの大きさに対して歯が並び切らずに、歯並び、かみ合わせの悪い人が沢山出てきてしまったというわけです。


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~歯並び、かみ合わせの異常は人が田舎から都会に移り住んだ場合に増加することが知られています。これは人間が都市で生活するようになると増加する、高血圧、心疾患、糖尿病などの生活習慣病と似ています。~

こんにちは、神奈川県横浜市にある歯列矯正専門医院、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

先日は生まれつき歯が足りない子供の矯正歯科治療についてお話しましたが、今日はその確率についての話をします。

生まれつき歯が足りない確率は約10%と報告されています(親知らず以外の永久歯が先天欠如しているもの)。

10%って高いと思いませんか?クラスに2~4人は生まれつき歯が足りないということです。

ところが、永久歯が足りないかどうかの検査は一般的に行われていません(矯正歯科治療前の検査ではわかります)。

それなので、永久歯が一向に生えてこないということになって初めて発覚することが多いのです。

永久歯が足りないと、歯並びやかみ合わせが悪くなったり、歯の真ん中が左右で歯が足りない方にズレてしまったりします。

矯正歯科治療をはじめる前の検査では必ず以下のようなレントゲンをとります。

生えかわりの様子1.jpg

永久歯が乳歯の下にたくさん埋まっている様子がわかります。

このレントゲンは子供では保険適用で撮影できないことになっています。

よって永久歯の先天欠如の発見が遅れてしまうことが多いのです。

早い段階でわかっていれば矯正歯科治療での準備も選択肢が多くなることがあり、患者さんの負担も楽になります。

歯の生えかわりで気になることがあれば、早目に矯正歯科医に相談しましょう。

⇒ブログ記事 生まれつき永久歯(大人の歯)が足りない子供が増えているので

⇒ブログ記事 生まれつき歯が足りない部分を歯列矯正で詰めた治療例

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神奈川県横浜市 横浜駅徒歩3分 子供の出っ歯・うけ口・すきっ歯 子供の歯並びのことなら 横浜フォルテ矯正歯科の子供の歯列矯正ガイドのトップページへ


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参考記事◇10人に1人は永久歯欠損 小児歯科学会が初の調査
 
28本の永久歯のうち、1~数本が何らかの原因により作られず、欠損している「先天欠如」の
子どもが10人に1人いることが、日本小児歯科学会の初の全国調査で5日、分かった。

全部が生えそろわないと、かみ合わせの異常など、さまざまな悪影響が出る可能性がある。
担当した山崎要一鹿児島大教授(小児歯科学)は「かなり多い数だ。治療の多くは自費診療が
必要な上、治療ができる専門の歯科医師の数も少なく、大きな問題だと考えている」と話している。

2007~08年に、先天欠如以外の理由で歯科を受診した12都道府県の7歳以上の子ども
1万5544人を調査。先天欠如は1568人(10・1%)で見つかった。
男子では9・1%、女子では11・0%だった。

7歳の段階でエックス線写真でも永久歯の芽(歯胚)が確認されないと、約99%の確率で
欠如するとされる。

原因不明のため、予防はできない。かみ合わせを正常にするため、歯並びを整えたり、
インプラント(人工歯根)治療をしたりするなど、かなり専門的な治療が必要になるという。

山崎教授は「全国に歯科の病院は6万ほどあるが、きちんと対応できるのは数千程度。
学会のホームページで紹介する専門医か矯正歯科医に相談してほしい」と話している。

2011/03/05 07:10 【共同通信】

こんにちは、横浜市西区、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

我々、矯正歯科医は職業柄、ついつい人の歯並びを見てしまう癖があります。

テレビや雑誌を見ていてもその癖は出てしまうわけですが、その中で近年目にとまるのが、韓流スター達の歯並びの美しさ、歯の白さです。

もともと、韓国では矯正歯科治療はとても盛んで、インプラント矯正や目立たない矯正、見えない矯正も早い時期から数多く行われています。

韓流アイドル達のピタリと揃ったダンスもプロフェッショナルだと思いますが、彼らの崇高なプロ意識は歯並びにも表れていると思います。


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2011年8月28日

こんにちは、横浜市西区、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

以前に開咬の歯並びの人は、歯を失いやすいという話をしました。

まさにそれを物語る例があるので紹介します。

千葉市主催の長生き良い歯のコンクールで表彰された8020(80歳で20本の残存歯)達成者、平成10, 11年度の応募者41名に対し、開咬、反対咬合(うけ口)の歯並びの人は何と0人というもの。

前歯が機能していないことによる奥歯への過度の負担が示唆されるデータです。

矯正歯科治療による早期のかみ合わせの改善をおすすめします。

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⇒歯の喪失原因 予防のための矯正歯科治療


参考文献
8020 達成者の口腔内模型および頭部 X 線規格写真分析結果について
日本矯正歯科学会雑誌 60(2), 118-125, 2001
日本矯正歯科学会

2011年8月27日

こんにちは、横浜市西区、横浜フォルテ矯正歯科の鈴木です。

生まれつき歯が足りない方は、すきっ歯になったり歯並びやかみ合わせが悪くなることが多いので、矯正歯科治療が必要となることが多いのですが、それでも健康保険が適用できません。

先天的な問題なので、保険適用されるべきと思うのですが、生まれつき歯がないことを証明するのが難しいからのようです。

確かに歯が足りない部位があっても、生まれつきなかったのか虫歯でなくなったのかは一時点の所見ではわかりません。

複数の歯が足りない方では、矯正歯科治療ですき間を集めてインプラントやブリッジによる治療を行うことが多いので、費用が高額になってしまいがちです。

本人には何の責任もないだけに歯痒い問題です。


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2011年8月26日

こんにちは、横浜市西区、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

反対咬合(うけ口)についての話です。

先に紹介した日本人の歯科疾患実態調査によると、不正咬合の中で反対咬合(うけ口)が一番割合が小さかったわけですが、私たち矯正歯科医の実感とは少しズレがあります。

なぜなら矯正歯科におとずれる患者さんの不正咬合のうち、反対咬合(うけ口)の割合はもっと大きいからです。

どうしてそんなギャップがあるかというと答えは単純で、反対咬合(うけ口)の患者さん、あるいは親御さんが矯正歯科治療を希望する割合が高いからです。

反対咬合(うけ口)はかみ合わせ以外に、顔貌に影響が出やすいという点から受診率が高いのでしょう。

ほとんどのお子さんが反対咬合(うけ口)の治療をするため、将来的にはうけ口の人はほとんどいなくなるのではないでしょうか。

反対咬合(うけ口)の矯正歯科治療をすると、顔貌も改善します。

ただし、症状が重篤な場合は外科的矯正治療(入院を必要とする)の適応となることもあります。


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2011年8月25日

こんにちは、横浜市西区、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

開咬は噛むのに不便なだけでなく、歯を失うリスクがとても高い歯並びです。

人間の咀嚼時の咬合力はおよそ10kg~20kgであり、

開咬の場合はわずか数本の奥歯だけで負担することになります。

このため、奥歯がそれに耐え切れずに破折してしまうケースが多くあります。

1本失うとバランスが崩れて、2本、3本と失っていくというのが開咬の咬合崩壊パターンです。

8020(80歳で残存歯20本)の調査結果から、開咬だと8020はほとんど達成できないという研究データがあります。

虫歯や歯周病にかからないように良く歯磨きをしていても、歯並びが原因で歯を失うこともあるということを覚えておいてください。


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こんにちは、横浜市西区、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

開咬とは、カチッと噛んだ時に奥歯しか当たらず、前歯が当たらない歯並びのことです。

何せ、前歯が当たらないため物が噛み切れず、とても不便な歯並びです。

開咬を主訴に来院された別々の患者さんに同じことを言われたことがあります。

「前歯でものを噛み切るのが夢なんです!」

そして矯正歯科治療を終えて、前歯で噛み切れるようになると、

それはそれは嬉しそうにその喜びを語ってくれました。

矯正歯科医冥利に尽きる瞬間でした。


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こんにちは、横浜市西区、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

不正咬合のうちのひとつ、過蓋咬合についてお話します。

耳慣れない言葉だとは思いますが、どんな歯並びを指すかと言うと、噛んだ状態で歯をイーッと見せた時に、下の前歯がほとんど隠れてしまうものです。

deepbite002.jpg

見た目が悪いだけでなく、あごの動きが制限されるため、顎関節にも負担が大きいとされています。

一般的には加齢とともに噛み合わせは深くなる傾向にあるので、気がついた時点での専門医への矯正相談をお勧めします。

また、子供の過蓋咬合はあごの成長を阻害してしまうことがあるので、早目に矯正歯科へ相談する必要があります。


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こんにちは、横浜市西区、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

空隙歯列とは一般的にすきっ歯と呼ばれる歯並びです。

原因としては、

・歯が小さい

・あごが大きい

・歯が足りない

・舌が大きい

などがあげられます。これらは先天的な問題です。

また、元々はすきっ歯ではなかったのに歯周病によってすきっ歯になることもあります。

すきっ歯は矯正歯科での治療で改善できます。

軽度のすきっ歯であれば歯にかぶせものをすることによっても改善が可能ですが、隙間が大きい場合は歯が大きくなり過ぎて不自然になるので、矯正歯科治療が必要です。


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2011年8月24日

こんにちは、横浜市西区、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

上顎前突についてのお話です。いわゆる出っ歯な歯並びですね。

ほとんどの方は見た目を気にして矯正歯科治療を希望されるのですが、出っ歯は見た目だけの問題ではありません。

出っ歯だと健康上どんな問題を生じるのでしょうか。

まず、出っ歯だと口が閉じにくく、安静時に口がポカンと開いてしまう方が多いです(口唇閉鎖不全)。こういった方は口呼吸をしています。通常は鼻呼吸です。

すると、口が渇きやすくやすくなり、虫歯や歯周病、口臭の原因となります。

そしていつも口が開いているため、菌が体内に入りやすくなります。

また、出っ歯では、前歯が正常な役割を果たせないため奥歯に大きな負担がかかり、奥歯を失うリスクが高くなります。

そしてもうひとつ、出っ歯だと、前歯をぶつけて折りやすいことがあげられます。冗談ではなくて、出っ歯の方が何かにぶつかった拍子に前歯が折れるというのは良く有ることです。場合によっては抜歯になってしまいます。

そこでわざわざ出っ歯の差し歯やインプラントを作るのもなんなので、矯正治療で出っ歯を引っ込めましょうとなるのですが、それならはじめから矯正治療をしておけば良かったという話です。


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こんにちは、横浜市西区、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

不正咬合のなかから、まず最も割合の多い叢生についてのお話をしましょう。

叢生とはいわゆる歯並びのガタガタのことを言います。八重歯もこれに含みます。

顎に対して歯が大きい、逆に歯に対して顎が小さいことが原因です。

現代人は軟らかい食事を摂るため、顎が小さくなってきています。そのため、歯が並び切れず、叢生を生じているのです。

昔の人の化石を見ると、歯並びはとても良く親知らずまで綺麗に並んでいます。その時代には矯正歯科治療なんて不要ですね(^_^;

歯と顎の大きさの歴史を調べた研究から、歯のサイズも徐々に小さくなってきてはいるものの、顎のサイズはそれより顕著に小さくなっていることがわかっています。

長い進化(退化)の結果ですから、お子さんに硬いものを食べさせたからと言って顎が急に大きく育って叢生にならないというわけではありません(しっかり咬ませることはもちろん重要ですが)。

叢生を放置すると、見た目が悪いばかりでなく、どう頑張っても磨き残しが出てしまい虫歯や歯周病、口臭の原因となり、歯を失う可能性が大きくなってしまいます。

そこで現代では矯正歯科治療の出番です。

矯正歯科治療で綺麗な歯並びを獲得することにより、素敵な口元となり、尚且つ歯を失うリスクを著しく低下させることができます。

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2011年8月23日

こんにちは、横浜市西区、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

不正咬合にはいくつかの種類(病名)があります。

叢生、上顎前突、反対咬合、空隙歯列、過蓋咬合、開咬などです。

そして日本人の不正咬合の内訳は以下の通り。

不正咬合の種類.jpg
平成17年歯科疾患実態調査より

わからない矯正歯科用語もあると思うので、簡単に解説します。

叢生・・・歯並びのガタガタを指します。顎の大きさに対して歯が大きい場合、
     逆に言うと、歯の大きさに対して顎が小さい場合に生じます。
     八重歯もこのなかに含まれます。

上顎前突・・・いわゆる出っ歯のことです。上顎自体が前に出ているものと
        歯が前に出ているものがあります。

空隙歯列・・・すきっ歯と呼ばれるものです。叢生とは逆の原理で、
        顎が大き過ぎたり、歯が小さすぎたりすると生じます。
        また歯が足りなかったり、舌が大きかったりしても生じます。

過蓋咬合・・・噛み合わせが深くて、噛んだ時に下の歯がほとんど隠れてしまう
        歯並びを言います。

開咬・・・過蓋咬合の逆で、噛んだ時に奥歯だけが当たり、前歯が当たらない
     歯並びを言います。前歯で噛み切れないため、とても効率が悪い
     咬み合わせです。

反対咬合・・・上の前歯が下の前歯が前に出ている歯並びです。うけ口とも
        呼ばれます。

それぞれの不正咬合がどのような悪影響を及ぼすかを、次回から話していきます。

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矯正相談をうけていると、学校の検診では不正咬合(歯並びの不正)を指摘されなかったのに、

矯正歯科専門の先生が見ると違いますねと親御さんがおっしゃることがあります。

矯正歯科専門の先生が見ると、というのは間違いではありませんが、

そもそも学校の検診ではそこまでじっくり見ている時間がない!

ので虫歯を見落とさないことが最優先です。

なので、検診で虫歯が見つかって、歯医者に行ってみたら歯並びを指摘された!

ということも多々あります。検診の先生が悪いわけではありません。

学校検診だけでなく、定期的に歯医者さんに通って、歯並びは矯正歯科専門の先生に診てもらいましょう。


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2011年8月22日

こんにちは、横浜市西区、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

マルチブラケット装置による矯正治療(大人の矯正)では、毎月1回の調整後、2~3日くらいジワッと鈍い痛みが生じます。

矯正歯科治療の痛みの程度には個人差が有り、全く痛みが出ない方もいます。

材料が進歩しているので、昔よりも痛みは少なくなっています。

虫歯の痛みとは全く異質のもので、飛び上がるような痛みなどありえませんから、痛みを心配して矯正歯科治療を敬遠するようならそれはとても勿体ないことです。


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2011年8月21日

こんにちは、横浜駅近く、歯並びとかみ合わせ治療の横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

前回は矯正歯科治療の開始年齢についての話をしました。

では逆に年齢に上限はあるのでしょうか。

答えはNoです。年齢に制限はありません。

歯を動かせるだけの骨(健康な歯周組織)があれば、何歳になっても矯正治療は可能なのです。

最近では、矯正歯科治療が世の中に浸透してきたため、中高年の受診者も増加傾向を示しています。

また、補綴治療(さし歯やインプラント)の前処置としての矯正歯科治療の重要性が増してきているのです。

このため、最新の治療を行っている一般歯科の先生のもとでは、矯正歯科医の活躍の機会が急速に増えています。

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こんにちは、横浜駅近く、歯並びとかみ合わせ治療の横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

矯正歯科治療で最も多い質問のうちの一つ、子供の矯正歯科治療の開始時期についてのお話です。

開始時期は、永久歯が上下とも4本ずつはえた頃が良いでしょう。大体7〜8歳くらいです。

ただし、受け口(反対咬合)など、緊急性の高い症例ではもっと早期に始めた方が良いでしょう。

御自身で判断はできないので、受け口でなくても6歳くらいになったら矯正歯科治療を専門としている先生に相談することをお勧めします。

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はじめまして。矯正歯科を専門としている歯科医師の鈴木と申します。
これから、矯正歯科を中心として、歯科全般、あるいは健康に関わる話を
ブログに綴っていきたいと思います。
よろしくお願いします。

http://www.forte-dental.jp/

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鈴木剛史

横浜フォルテ矯正歯科
〒221-0835
神奈川県横浜市神奈川区
鶴屋町2-24-1
谷川ビルディング
ANNEX館 4F

横浜駅西口4分

横浜フォルテ矯正歯科
院長 鈴木剛史

【経歴】
私立神奈川大学附属高等学校卒業
東京医科歯科大学歯学部歯学科卒業
東京医科歯科大学大学院顎顔面矯正学分野専攻課程修了

【大学卒業年】
2005年

【所属学会】
日本矯正歯科学会 認定医
東京矯正歯科学会
WFO(World Federation of Orthodontists)世界矯正歯科医連盟
日本顎変形症学会
日本口蓋裂学会
バイオオルソ研究会(東京医科歯科大学矯正歯科OBによる矯正歯科治療の勉強会)
インビザライン認定ドクター
インコグニート認定ドクター