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2011年10月29日

こんにちは、矯正歯科医の鈴木です。

今日は矯正治療中に起こる偶発症についてお話しします。

偶発症とは治療に伴って、たまに生じる不都合な症状を言います。

やはり、最も多いのがむし歯です。取り外せない矯正装置の場合、食べ物の残りが停滞しやすくなるので、何倍もの努力をして歯磨きをしないと、完璧には磨けません。

歯磨きの指導を受けて、しっかりと時間をかけて一本一本磨くようにしましょう。

他に理解しておくべき偶発症に、歯根吸収と歯肉退縮があります。

歯根吸収とは、歯の移動により、歯の根が短くなってしまう症状で、明確な原因はわかっていません。矯正力が強過ぎる場合や、大きく歯を圧下した場合、骨の幅を逸脱して歯を動かすような力をかけた場合は発症しやすいことが分かっていますが、適正な力でも起こることが稀に有ります。

歯肉退縮とは、歯ぐきが下がってしまうことで、中高年者が矯正治療をした場合に起こりやすくなります。若年者でも無理な非抜歯治療を行うと起こりやすいとされています。


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2011年10月28日

こんにちは、矯正歯科医の鈴木です。

矯正歯科治療中に象牙質知覚過敏を起こし、冷たいものが少ししみるようになることがあります。

ガタガタの歯並びが綺麗に並んでいく移動の過程で、一部の歯のかみ合わせが強くなってしまうことがありますが、

こういった歯の根の先では循環障害が起こり、歯髄(歯の神経)の閾値が低下することによって知覚過敏が生じると考えられています。

しみた時点で、強く当たっている部分を削ってかみ合わせの調整をすれば治りますが、更に歯が移動して全体がバランス良く当たるかみ合わせになれば自然と治りますから、私はできれば少し我慢してもらってなるべく歯は削らないようにしています。


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こんにちは、矯正歯科医の鈴木です。

歯医者への通院をサボってしまった方に、非常に良くあるのが、歯が抜けたところを放置したために、隣の歯が倒れてきてしまったり、かみ合わせの相手の歯が飛び出してきてしまっているケースです。

こうなった場合、元に戻せるのは矯正治療のみですが、重症になると矯正治療も不可能になります。かみ合わせはどんどん崩れていき、お口の中は老化へまっしぐらです。

歯が抜けたところは絶対に放置せず、早目に補綴治療(ブリッジ、インプラント、入れ歯)をするか、矯正治療ですき間を閉じるようにしましょう。

→歯が抜けたすき間を矯正歯科治療で閉じる


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2011年10月27日

こんにちは、矯正歯科医の鈴木です。

うけ口(反対咬合)の矯正歯科治療は、他の不正咬合と比べて、早期に始めた方が良いとされています。

早目に正しいかみ合わせにすることにより、良い成長パターンに近づけます。

うけ口の治療のためには、上顎の成長を促進させる必要がある場合が多いのですが、上顎の成長は下顎の成長より早く止まってしまうため、受診が遅いと成長のコントロールによる骨格的な治療ができなくなります。

成長終了後にうけ口を治す場合は、歯を傾けてカムフラージュしたり、抜歯して歯を引っ込めたりする治療となります。骨格的な治療を必要とする場合は手術となります。


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→矯正歯科 治療の開始時期について

→矯正歯科 不正咬合その6 反対咬合(うけ口)について

→矯正歯科 さまざまな不正咬合

2011年10月26日

こんにちは、矯正歯科医の鈴木です。

むし歯や破折で歯を抜かなくてはならなくなった場合、歯を補う必要があります。

放っておくと、かみ合わせが崩れてしまうからです。取り返しのつかない大事態になってしまうことも非常に多くあるので絶対放置しないようにしましょう。

歯を補う方法は、

・インプラント
・ブリッジ
・入れ歯

の3択が基本になりますが、もうひとつ忘れてはいけないのが矯正治療です。

歯を移動することにより、すき間を閉じることができる場合があります。

歯の抜けたすき間を使って、歯並びのガタガタをほどいて、歯並びを綺麗にできることがあります。

転んでもタダでは起きないとういうような治療法です。歯を抜かなくてはならなくなった場合、一度矯正専門医に相談してみると良いと思います。

→矯正歯科治療とブリッジ

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こんにちは、矯正歯科医の鈴木です。

今日は気温も低く、しかも風が冷たかったですね。

薄手のニットで出かけてしまった私は、思わず強い風にブルッときてしまいました。

10月にしてはずっと暖かかく気分が良かったのですが、ようやく秋本格化ですね。


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2011年10月25日

こんにちは、矯正歯科医の鈴木です。

日本矯正歯科学会で発注した、最新の分析ソフトが今日到着しました。

これからマニュアルを頑張って読み進めていきたいと思います。

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→最新の矯正歯科分析ソフトを導入しました

→矯正歯科 検査資料の分析はどのようにしているのか

→矯正歯科治療の一般的な流れについて


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こんにちは、神奈川県横浜市の歯列矯正専門医院、横浜フォルテ矯正歯科・院長の鈴木です。

マウスピースの矯正装置(インビザライン・アソアライナー)では、歯並びの治療をしながら、歯のホワイトニングをすることができます。

徐々に歯並びが綺麗になりながら、歯も白くなっていくというわけです。

ホワイトニングをしながら矯正治療ができるのは、マウスピース矯正と舌側矯正(裏側矯正)のメリットですね。

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⇒⇒横浜フォルテ矯正歯科 マウスピース矯正ガイドはこちら

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2011年10月24日

こんにちは、矯正歯科医の鈴木です。

医科や歯科の学会では、商社展示といって、業界の製品を扱う企業のブースが沢山あります。

歯科の中でも矯正歯科とインプラントは伸び続けている分野で、当然、市場も拡大しています。

よって新しい製品が次々と開発されており、商社展示も上々の賑わいです。

全てを購入するわけにはいかないので、業者の方の説明を聞いたり、パンフレットを見たりするのですが、やはり一番信用できるのは矯正歯科医師の評判、口コミです。

矯正歯科界は狭い業界ですので、良い評判も悪い評判も広まるのは速いと思います。


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鈴木剛史

横浜フォルテ矯正歯科
〒221-0835
神奈川県横浜市神奈川区
鶴屋町2-24-1
谷川ビルディング
ANNEX館 4F

横浜駅西口4分

横浜フォルテ矯正歯科
院長 鈴木剛史

【経歴】
私立神奈川大学附属高等学校卒業
東京医科歯科大学歯学部歯学科卒業
東京医科歯科大学大学院顎顔面矯正学分野専攻課程修了

【大学卒業年】
2005年

【所属学会】
日本矯正歯科学会 認定医
東京矯正歯科学会
WFO(World Federation of Orthodontists)世界矯正歯科医連盟
日本顎変形症学会
日本口蓋裂学会
バイオオルソ研究会(東京医科歯科大学矯正歯科OBによる矯正歯科治療の勉強会)
インビザライン認定ドクター
インコグニート認定ドクター